ニュース アクティビジョン、コール オブ デューティに広告導入で批判噴出

アクティビジョン、コール オブ デューティに広告導入で批判噴出

著者 : Daniel Sep 21,2025

Call of Duty Season 4問題:ゲーム内広告がプレイヤーの反発を引き起こす

アクティビジョンはSeason 4開始に伴い、『Black Ops 6』と『Warzone』のロードアウトメニュー内に広告をこっそり導入し、プレイヤーたちの強い反発を招いている。

課金施策をめぐる議論の高まり

プレミアムタイトルと基本無料ゲームの両方で既に論争の的となっていたアクティビジョンの課金戦略だが、今回はゲームプレイの中核メニューに直接広告を表示する手法が「一線を越えた」と多くのプレイヤーが感じている。

新しい武器バンドルの広告が、武器組み立て画面やカスタマイズ画面といった「戦闘準備のための従来広告フリーな領域」に必然的に表示されるようになった。

マジかよ?ロードアウト画面まで広告に侵食されるとは

u/SWO0ZY(BlackOps6サブレディット)

武器選択画面にストア広告を実装したって本気?

u/JustTh4tOneGuy(BlackOps6サブレディット)

Season 4の新機能:ゲーム内武器広告システム

u/whambampl(BlackOps6サブレディット)

インターフェース全域に拡大する広告

この論争はロードアウト画面にとどまらず、従来は広告表示のなかった「イベント」タブ内にもバトルパスやバンドルのプロモーションが追加されている。

「スキン購入のチャンス」限定イベントを見逃すな!

u/tideshark(BlackOps6サブレディット)

Call of Dutyフォーラムから収集したコミュニティの声には強い不満がうかがえる:

  • 「基本無料のWarzoneならまだしも、80ユーロもするプレミアム版に広告は許容できない」
  • 「有料製品の最低条件として、メニューは広告フリーであるべき」
  • 「モバイルゲームのように常に課金を促される体験になってしまった」
  • 「こうした強引な広告配置は売上向上ではなく、UXの劣化しか招かない」

エスカレートする課金戦略のパターン

Call of Dutyの課金モデルは常に批判の対象だったが、マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザード買収後は以下の点で明らかな先鋭化がみられるとプレイヤーは指摘:

  • 多層化するバトルパス体系
  • 70ドル基本価格を超えるプレミアム版の増加
  • 80ドル価格帯の常態化

この騒動は、同社が「シリーズのモバイル未来」と位置づけていた『Warzone Mobile』が期待に沿わない結果となったことを最近認めたタイミングと重なる。

IGNは本件についてアクティビジョンに公式コメントを求めている。