アメリカン・ロックバンドのAlien Ant Farm(エイリアン・アント・ファーム)が、Tony Hawk's Pro Skater 3+4のサウンドトラックから除外されたことに失望を表明しました。特に彼らの楽曲「Wish」はシリーズ第4作に収録されていたため、なおさらでした。
Motörhead(モーターヘッド)の「Ace of Spades」のようなクラシックがリメイク版のプレイリストに採用される一方、多数の楽曲が復活せず、新鮮な追加曲と入れ替わりました。この音楽的な刷新は、ファンやアーティストの間で様々な議論を呼んでいます。
BBCニュースがAlien Ant FarmのSNSでの反応(サウンドトラック発表後に投稿された悲しみの絵文字1つ)について尋ねた際、ギタリストのTerry Corso(テリー・コルソ)は遠慮なく本音を語りました。「採用されなかったのは残念?もちろんです」と認め、「刷新したい気持ちはわかりますが、切り捨てられる側になると傷つきます。私たちの曲はオリジナル版で本当によく馴染んでいたんです」
ボーカルのDryden Mitchell(ドライデン・ミッチェル)は客観的な見方を示しました:「スケート文化はパンクに傾いてるし、私たちは厳密にはパンクバンドじゃない。でも多様性こそがサウンドトラックを面白くするんじゃないのかな?」
サウンドトラック発表はファンの間でも賛否両論で、CKYやIron Maiden(アイアン・メイデン)の復活を喜ぶ声がある一方、Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)やZebrahead(ゼブラヘッド)のお気に入り曲が消えたことを嘆く声も聞かれます。
Tony Hawk's Pro Skater 3 + 4 - ビジュアル比較

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Tony Hawk(トニー・ホーク)本人がInstagramでサウンドトラック選曲について言及し、決定権が自分にあったことを明かしました。彼はノスタルジーと新しさの融合を望んでいたと説明:「馴染みのあるアーティストと新曲をミックスすることを選びました」とホークは語り、「この発見要素こそがオリジナルのサウンドトラックを特別なものにしていたんです」
リメイク版はビジュアル面でも同様の路線を歩んでおり、人気のスケートパークを残しつつ新ロケーションを追加。驚きの追加要素としては、Teenage Mutant Ninja Turtles(ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ)のミケランジェロがプレイアブルスケーターとして参戦します。
Tony Hawk's Pro Skater 3+4は7月11日にPC、PlayStation、Xbox、Nintendo Switchなど主要プラットフォームでリリース予定です。